丁寧にスキンケアを行っているつもりなのに、肌がなかなか綺麗にならない、という人の場合、自分の肌質を見誤っている可能性があります。
スキンケアの方法は肌質に合わせて選ぶことで効果を発揮するものですから、まずは自分の肌質をチェックすることから始めましょう。
自分がどういった肌質であるかを知るためには、朝の洗顔後が最適です。洗顔した後、しばらく化粧水などの基礎化粧品をつけずに放置し、頬やTゾーン、顎のあたりがどうなるかを見ます。
肌質は4種類に分けられますが、このうち洗顔後に放置していても肌の乾燥や脂浮きなどがなければ、最も理想的な肌質である普通肌ということになります。
洗顔後に皮脂が出てくるようなら、オイリー肌が考えられるでしょう。オイリー肌は水分よりも皮脂が多く、ニキビもできやすい肌質です。
洗顔後に肌のつっぱりやカサつきを感じる場合、乾燥肌かもしれません。
乾燥肌は肌の水分が不足した状態で、小じわができやすい肌質です。
また、乾燥する部分と皮脂でベタつく部分があるなら、混合肌が考えられます。
スキンケア方法で最も間違いやすいのがこの混合肌で、頬が乾燥しているから乾燥肌用のスキンケアを行っているという人と、Tゾーンが脂っぽいのでオイリー肌用のスキンケア方法を取り入れているという人も少なくありませんが、どちらも混合肌にとっては誤ったスキンケア方法ですので、注意が必要です。
また、肌がトラブルを起こしやすいという人は、スキンケアの方法ではなく、化粧品が肌に合っていないケースも考えられます。特に、肌に刺激を感じたり赤みが出たりするようなら、基礎化粧品を変えてみた方が良いでしょう。